血液オゾン療法
当院では、「日本酸化療法学会 認定医・指導医」である医師による、血液オゾン療法を受けていただくことができます。
血液オゾン療法(血液クレンジング療法)とは、医療先進国ドイツで開発された療法で、免疫機能・抗酸化機能の向上のほか、エイジングケアなど、様々な効果が期待できます。ドイツでは一般的に行われている療法で、保険診療に取り入れられています。
日本ではまだまだ知られていない療法ですが、有効ながん治療・予防の1つとして注目されつつあります。
血液オゾン療法では、患者様から採血した血液(1000ml程度)を、医療用オゾンで酸化処置した後、再び体に戻すことで、体内で酸化を引き起こします。
これにより血液循環を改善させ、体質改善をはかることで、免疫機能や、抗酸化機能を活発化させて、がんを攻撃したり、再発を予防したりします。
酸化ストレスで血液がドロドロになると免疫力が低下して、がんを引き起こすことも
血液は、加齢、疲労の蓄積、栄養不足などの影響を受けることで、硬くなったり、粘着性が増したりすることがあります。こうして血液がドロドロになると血液循環が阻害されて、肩こりや腰痛など、お体で様々なトラブルが起こることに。それだけでなく、免疫力が低下して、がんなどの重篤な疾患を引き起こしてしまう場合もあります。
がん細胞の成育を妨げるインターフェロンや、免疫力を調整するインターロイキンなどを増加させることで、自己免疫力を高めて、がんを予防したり、治療したりすることが可能となります。
がん予防・治療に効果的な血液オゾン療法
上記のようなことから、新鮮な血液を全身へ巡らせることができる血液クレンジング(血液オゾン療法)は、がんの予防・治療に効果を発揮するとされています。血液クレンジング(血液オゾン療法)が開発されたドイツでは、多くの方ががん予防・治療の一環として、こちらの療法を活用しています。
血液オゾン療法の時間
30分程度で終了します。
血液オゾン療法の流れ
1.採血
G6PD検査の後に、患者様から100mL~150mL程の血液を無菌的に採取して、専用容器に注入します。容器はディスポーザブルですので、感染症の恐れはありません。
2.オゾンを注入
採取した血液へ医療用オゾンを適正量注入し、血液と混ぜ合わせることで、抗酸化力の高い新鮮な血液となります。

3.血液を体内へ注入
酸化処置した新鮮な血液を、ゆっくりと体内へ戻します。これにより、酸化ストレスでドロドロの血液がサラサラになり、毛細血管の血液循環が改善します。