新型コロナウイルス(COVID-19)抗体量測定検査について
当院では、新型コロナウイルス(COVID-19)抗体価検査(IgG)を実施しています。
体内に新型コロナウイルスの抗体がどの程度存在しているかを調べる検査です。
検査希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
¥7,000(税別)
- こんな方におすすめ -
・ワクチンを打った実感がない
・ワクチンを打った効果を数値で確かめたい
・ワクチンを打っていない方で過去に感染していたかを確かめたい
IgG抗体量を測定する意義
新型コロナウイルスの表面上には、スパイクタンパク質があります。
このスパイクタンパク質は、ヒトの細胞に感染する際に必要で、ヒト細胞表面上の受容体とくっつくことにより細胞に侵入します。
本検査ではスパイクタンパク質の一部分に対する血清中のIgG抗体量を測定します。
IgG抗体量を測定することにより、ワクチン接種により体内で産生される中和抗体を評価するのに有用であると考えられています。
中和抗体とは
ワクチンを接種して得られる中和抗体は、新型コロナウイルスがヒトの細胞に結合することを阻害します。
ですので、中和抗体は新型コロナウイルスへの感染や重症化を防ぐ効果が期待されています。
新型コロナウイルスの感染や、ワクチンを接種することで、様々な抗体価を示すことがわかっています。
この検査では、例えば、4160 AU/mlを超えると、100人中95人(95%)の確率でウイルスから身体を守る十分な抗体があると考えられます。
当院で行う抗体検査について
当院で行う新型コロナウイルス抗体量測定検査は、血液約2mlを採血します。
採血した検体を検査会社に委託して行い、結果の判明までに約5日を要します。
検査結果は、抗体量が数値で記載されます。
※ワクチンを接種してから抗体が作られるまでの期間はワクチンの種類や、個人差があります。
接種の効果を確実に確認したい場合は、一番最後に接種してから3週間程度経ってからの検査をおすすめします。
※本検査の結果だけでは現時点に感染しているかどうかや、今後の感染防御能力の証明とすることはできません。
※検査結果の通知は、来院・メールでの通知を選択できます。